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Google Adsense の「広告の許可とブロック」を使うと、どんな広告を掲載すればいいかがわかる

しばらく更新していませんでしたが、相変わらずサイトの運営は継続しています。

今回はGoogle Adsenseの「広告の許可とブロック」についての記事を書いてみようと思います。

Adsenseのページのサイドバーに「広告の許可とブロック」のリンクがありますが、ここを開いて「一般カテゴリ」や「デリケートなカテゴリ」のタブを操作すると、サイトに配信される広告のジャンルを制御できるようになります。

過去30日間の「広告表示回数の割合」と、「収益の割合」が表示されていますので、それを参照して判断していきます。

表示回数の割合よりも収益の割合が高い場合、それはサイトにとって相性のいいジャンルだということになります。

逆に表示回数の割合よりも収益の割合が低い場合には、相性が悪いジャンルだということになります。

例えば、「インターネット、通信事業」の表示割合が10.5%で、収益割合が13.3%だったとします。

この場合は訪問者の関心が高いことがわかりますので、このジャンルの広告は表示した方がよい、ということになります。

これとは逆に、「趣味、ゲーム、レジャー」のカテゴリは表示割合が12.5%なのに、収益割合が6.6%しかない状態だったとします。

この場合はゲームに関心を持つユーザーはあまり訪問して来ないので、ブロックした方がよい、ということになります。

「許可またはブロック」というボタンが設置されていますので、それを押すことで簡単に設定ができます。

ブロックしすぎに注意

あまりに多くのカテゴリをブロックしすぎると、広告の配信量が減ってしまい、単価が下がることにつながりますので、やみくもにブロックをするのは避けた方がよい、とされています。

個人的には、表示割合の半分程度しか収益割合がないような、はっきりと相性の悪い広告カテゴリはブロックすることにしています。

例にも出しましたが、実際に私の運営しているサイトではゲームカテゴリとの相性が悪く、収益割合がかなり低いです。

出稿されることが多いカテゴリのようで、表示割合が高いので、収益にはそれなりにマイナスの影響を与えていることが考えられました。

このためにブロックしておいた方がよいだろう、と判断をしています。

サイト訪問者の傾向・嗜好がわかる

また、このデータを利用することで、サイトの訪問者がどのようなことに関心が強いのかを理解することができます。

ページのトップにはおおまかなカテゴリが表示されているのですが、もっと細かくデータを知ることもできます。

たとえば「美容、パーソナルケア」のカテゴリをクリックすると、「スキンケア」や「ヘアケア」といったサブカテゴリが表示されます。

それらのカテゴリごとにもデータが見れますので、具体的にどの広告カテゴリの人気高いのかを知ることができるのです。

私のサイトですと、ヘアケアは表示割合が3%程度なのに、収益割合は4.5%くらいあります。

つまり、ヘアケアの広告を表示すればクリックされる可能性が高いとわかるわけで、AdSenseとは別に、ASPからヘアケアの広告を探してきて掲載すれば、さらに収益を高められるかも、といったことがわかるわけです。

このあたりはAdSenseを掲載することの余録のようなものですので、しっかりと活用して行きたいです。