サイトとアプリ運営に関するメモ的なブログ

自分で運営しているブログとかアプリについて書くところ WEB広告とかSEOがらみの話題が多くなるかも

記事のリニューアルの必要性と、個人運営の限界

ここ半年ほど忙しくて、ほとんどサイトを更新していなかったら、じわじわとアクセス数が減少してきた。
放っておいてもアクセス数が維持されるのが理想なのだけど、そううまくはいかないようだ。

サーチコンソールで確認してみると、公開してから2年くらいが経過したコンテンツの検索順位が下がっていて、アクセスを呼び込まなくなっていた。
といっても全部のコンテンツの順位が下がっているわけではなく、状態はまちまちだった。

どうしてそういう差がでるのかというと、対象としているキーワードで記事を作る人が他にもたくさんいると下がりやすく、そうでないと下がりにくい、ということなのだろう。

そういった、類似の記事が制作される頻度が高いコンテンツは、公開してから2年程度が経過した頃から、順位が下がっていく傾向にあるようだ。
なので検索流入が多いコンテンツは、1〜2年ごとに記事をアップデートした方がよいと思われる。

先日、検索順位が下がってきた記事を更新してみたところ、そのあたりのタイミングから順位が上昇に転じた。
5000字くらいのコンテンツだったのだが、1万字以上に増やし、解説画像も追加して情報量を大幅に増やした。
この措置によって、コンテンツの価値が上昇したと評価されたのだろう。

そのキーワードである程度の順位を確保していると、記事を更新したり、新しく追加した際に、順位が上昇しはじめるまでの時間が短くなるようだ。
なので順位が下がってきたら、なるべく早く更新した方がよいと思われる。

個人運営の限界

こうして定期的な記事のアップデートが必要になってくると、新規で記事を増やす時間的な余裕がなくなってくる、という問題が生じる。
個人でサイトを運営する場合には、このキーワードで上位を取りたい、というターゲットをしぼりこんで、それを維持するように努めた方がよいのかもしれない。
闇雲に記事を増やしていくだけでは、アクセス数の維持は難しくなるようだ。
作ったはしから、以前に作った記事のアクセス数が下がっていくようでは、自転車操業になってしまう。

サイトを個人運営していると、どこかの時点でアクセス数の最大値に限界が発生し、維持する、という方向に転じる必要が出てくるのだろう。
それを乗り越えるには、ライターの数を増やす必要があるのだけど、それほど収益性が高いわけではない、半分は趣味のサイトなので、そこまでやるのは難しい。

ビジネスとして本格的にサイト運営をする場合には、収益性の高いジャンルとキーワードを絞り込んで、ねらいうちで検索上位を取り、維持していかないといけなくなる。
自分で楽しみつつ、記事を作ってお金も稼ぐ、というスタンスを好んでいるので、今のところはそこまで踏み込む気はない。
もっとサイト運営で稼ごう、という気になったら、やってみるかもしれない。