サイトとアプリ運営に関するメモ的なブログ

自分で運営しているブログとかアプリについて書くところ WEB広告とかSEOがらみの話題が多くなるかも

Googleからの検索流入をあてにしない方がいいという結論

これまで数年にわたってサイトを運営してきて、それなりに収益を得てきた。
しかしそこで得られた結論は、Googleのサービスを利用することを前提として、収益の計画を立ててはいけない、というものだった。
このサービスとは、Google検索やGoogle AdSenseをさしている。

今年の6月に入ってから、突如として検索流入の数が大幅に減少した。
原因はよくわからないのだけど、わからないのが最大の問題だ。
わからないことには対処のしようがないし、文句を言える先はどこにも存在しない。
ビジネスは、こちら側で制御できない要因が多くなればなるほど不安定なものになっていくが、Googleのサービスはそれが大きくなりすぎるという問題がある。
検索のアルゴリズムはざっくりと紹介はされているけれど、詳細が分からないし、たびたび変更され、それによってアクセス数に大きな変動が出てしまう。
そして減少しても、こちらからは異議の申し立てができないし、さながらGoogleが神のごとく、思うままに、自由自在にアクセス数を変動させてしまう。
そのようなものをあてにして収益を得ようと考えるべきではない、というのが、数年間にわたってサイトを運営してきたことによって、到達した認識だ。

このことにはしばらく前から気がついていて、サイトの運営はあまり重視しなくなっていたのだけど、今年になってその思いがいっそう、強まっている。
すでに他の活動をメインにすえ、個人活動の収益源にしているので、サイトの運営がイマイチになってもまあよいのだけど、今から検索流入をあてにして、サイトの運営をやっていこう考えている人がいたら、それはやめておいた方がよいだろうと思う。

もとより、ウェブにおける広告はすっかり嫌われ者になっていて、広告ブロックを導入するのが当たり前になっている。AdSenseはそうでもないが、たちの悪い広告業者がいっこうに排除されず、ユーザーを不快な思いをさせ続けたのが原因で、改善される見込みがない。この結果、iOSでは公式にブロックを導入する仕組みが用意されるようになってしまい、将来性が乏しい分野だと言える。
こういった背景があったので、サイトの運営にはだんだんと力を入れなくなっていたのだけど、今年になって、それがいよいよ極まったという感触を得た。
文章を書いたりコンテンツを作ったりするのは好きなので、これからは別の形でそれを展開することを計画している。
それである程度、成果が出せたなら、そのことを記事に書いていきたい。