サイトとアプリ運営に関するメモ的なブログ

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Google Adsenseの審査が厳しくなっているそうだけど、それはたいした問題でもない

Google Adsenseの審査が昔よりも厳しくなっていて、ちゃんとしたサイトを既に完成させている人にしか、広告の掲載を許可しなくなっているらしい。

私が申し込んだのはいつだったかな、と思って調べてみたら、なんと2009年だった。

その頃からGoogle Adsenseは稼げるらしい、という情報が出回るようになっていて、とりあえず申し込むだけ申し込もう、と思ってアカウントだけ作っておいたのだった。

当時はWordPressで5ページくらい、ちょっとした日記レベルの記事を書いておくだけであっさりと審査に通ったので、おそらくほとんど誰でも審査に通る状態だったと思われる。

あの頃はまだ登録者の数が少なかったので、広告を掲載してくれるサイト運営者を増やすことが優先されていたのだろう。

それから時が流れ、十分に登録者の数が確保されたことで、安易に掲載を許可しない、という方向に舵が来られたようだ。

Google Adsenseの収益の半分くらいは300人のサイト運営者が稼ぎ出しているそうで、実は少数精鋭の世界だったりする。

全体で10万人くらいが参加しているそうなので、0.3%の運営者が50%の収益を稼いでいるわけだ。

残りの9万9700人の運営者の合計収益が、上位300人と同等ということになる。

なので、今さらやたらと登録者の数を増やすことに意味はなく、質の高いサイトを作れる運営者に限って許可を出していったほうが効率がいい、という判断になったのだろう。

どのみちたいしてPVがないサイトにAdsenseを貼ったところで収益は出ないので、なかなか審査に通らないからといっても焦る必要はない。

何度も申請して通る通らないに一喜一憂するよりも、時間をかけてきちんとしたコンテンツの数を揃えることを優先した方がいい。

そうやってサイトができあがり、PVが安定して得られるようになれば、自ずと審査に通るようにもなっているはずだ。

楽して審査に通過している人間に言われても説得力がないと思われるかもしれないが、PVがあってこそ収益が発生するわけで、Adsenseを貼りさえすれば収益が発生するわけではない。

私は今年に入ってから真面目にサイトを作り出して収益が上がるようになってきているが、それまでの6年間はほとんど収益を得ていなかった。

なので、まずはPVが得られるだけのコンテンツ作りを行わないと、何も始まらない。

はてブとかで馴れ合ってPVを集めていても、いずれは頭打ちになるので、そちらの方法はお勧めできない。

PVを増やしていくには、自分のことをまるで知らない人たちにも評価される必要があるからだ。

そうでないと、新規の訪問者は増えていかない。

訪問者が満足するコンテンツをどうやったら作れるのか? そこに意識を集中して活動していかないと、長期的に収益を得ることはできないだろう。

これはGoogleもよく言っていることだけど、そうする以外に方法がないし、収益も伸びないから「良いコンテンツを継続的に作ってください」と繰り返しているのだろう。