今年の振り返りと来年の目標
今年は外注の仕事を一切受けず、自分が作ったものから得られる収入だけで生活をすることができた。
この点がまず大きな変化だったと言える。
具体的にはスマホアプリ、電子書籍、サイト運営による収入だけで、とりあえず生活費は賄えるようになった。
一方でスマホアプリの広告収益は、iOSの仕様の変更に伴って、単価が30%くらいダウンしたので、なかなか厳しい状況にある。
それでも、基盤となる広告の表示回数は増加したので、それによってマイナス分が相殺され、トータルでは広告収益は微増となった。
そして今年出した新しいアプリが、ある程度の規模で安定的にダウンロードされるようになっているので、来年は増収を目指すことができそうだ。
電子書籍は去年一冊出したきりで、どうなるだろうかと様子を見ていたのだけど、小規模ながらも収益源として扱っていくことができそうなので、今後も折を見て新しい本を作っていきたい。
とは言え、アプリと比較すると収益性は大幅に下がるので、ほとんど趣味の領域となっていくだろう。
ただ、書籍の場合はファンがついたりもするので、金銭的な価値だけでは測れない部分もあるように思えた。
文化的な活動として位置づけていくことにする。
プライバシーの重視によって、スマホアプリの広告配信には制限がかかり、収益が伸びていく事は期待しづらい状況にあるので、来年は別の方面に目を向けていくことにしようかと考えている。
具体的にはゲームの制作に本格的に取り組むつもりだ。
いちおう、スマホ向けのゲームを1本リリースした経験はある。
とは言えブランクもあるので、まずは1、2ヶ月程度で完成させられそうな、シンプルなゲームをいくつか作り、ゲーム制作の環境を整えていきたい。
いまのところはスマホアプリがメインの収入源になっているが、スマホ市場がいつまで安泰かわからないし、余裕があるうちに、有料で売れる水準のゲームを作れるようになっておきたいところ。
広告だよりはよくないな、というのがここ数年、あれこれやってきた結果として、得られた知見でもある。
たとえば、アプリのクオリティを上げても広告単価の向上にはつながらない、という問題がある。
クオリティに比例して、入ってくるお金が増えるようなことをしていきたい。