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ヨッピーさんは「広告記事を書いているだけのライター」という印象になって来ている

タイムズのカーシェアを宣伝する記事の中で、ライターのヨッピーさんがアフィリエイトを揶揄するような記述をしたことを、批判をする記事が上がっていた。

ヨッピーさんの記事(指摘を受けて該当の「アフィリエイトリンクじゃないので安心して見てください」という記述は削除されている模様)

travel.spot-app.jp

ヨッピーさんを批判した記事

pepera.hatenablog.com

ヨッピーさんの記事は、はてブのホットエントリーによく出てくるのでけっこう見ているのだけど、最近は広告記事ばかり書いている印象があって、だんだんと興味がなくなって来ている。

広告記事の割には面白くコンテンツを作れる人なので、読んで損をしたとは思わないけど、しょせんはスポンサーのための記事なので、どこか物足りなく感じる。

以前はネタそのものでアクセスを集めないといけない立場だったからか、体をはったりちょっと無茶なことをして記事を作っていて、それはなかなかおもしろかった。
その頃に比べると今は薄味になってしまっている。

スポンサーが付き、一つの記事にお金をかけられるようになり、その結果として作るものがおもしろくなくなっていくのは仕方のないところなのかもしれないけど、やはり残念だ。

そういうわけで、私の中ではヨッピーさんは「広告記事を書いているだけのライター」という印象になって来ている。

にもかかわらず、ヨッピーさんがアフィリエイトを揶揄するのは確かに筋が悪いだろう。

同じ広告費で食っている人間が、広告収入を得ようとする行いを批判するのは、なんだか気持ちが悪い。
俺の広告はきれいで、お前の広告は汚いと価値判断をしているかのようだ。

確かにアフィリエイトサイトは、アフィリエイトそのものが目的化していて、雑な文章を書いて広告をぺっと貼っているだけのダメサイトが多く、その割にSEOにだけは力を入れているので、検索で上位表示をされてうっとおしいと感じることは多い。

そういう質の差はあるけれども、やっていることは本質的には同じなのだから、広告業界の人間がアフィリエイトを批判すれば、それに対して反発が発生するのは当然のことだろう。

ちなみに私は広告に関係なく記事を作り、集まったアクセスをAdSenseで収益に変えている。
こちらのスタイルのほうが、そんなには儲からないけど、記事を作る際に何の配慮もしなくていいから気楽だし、やっていて楽しい。
AdSenseにも規約はあるのだけど、元々それにひっかかることのないテーマで記事を作っているので、私の場合は特に気にする必要がない)

広告収入というものを意識して行動すると、制作するコンテンツの質は絶対に、確実に低下していくので、そういう意味では、広告収入というのはコンテンツ制作者を腐らせる毒物みたいな面がある。
ヨッピーさんも、自身がそういう毒に侵されつつあることは自覚した上で発言していってほしいなあ、とちょっと思った。
企業の広告費から収入を得るのが悪いことだとは全然思わないけど(私もやってるし)、あんまり「自分が正しい」みたいなことは主張はしないでほしいなーと。