広告記事のタイトルには【PR】を入れるべきだと思う
広告記事のタイトルには【PR】の記載をするべきや否や、という議論があるそうで。
読者の視点で語るなら、入れとけよ、と思うわけですが。
普通の記事かと思って開いてみたら実は広告記事だった、とわかるとたいていそこから先は読まないわけですが、記事を開く→ある程度は読んでみる、という流れで費やした時間が無駄になるわけで、決していい印象は持てません。
スマホの場合だったら、限られた通信容量も無駄に費やしてしまうことになりますし。
広告記事を作る側からすれば、【PR】と入れるとクリック数が減り、PV数が減り、シェア数が減るから入れたくない、ということなのでしょう。
つまり広告の成果をあげたいがゆえに、ユーザーに不便をかけることは厭わない、と考えていることになります。
上記のヨッピーさんの記事では色々と理由付けがしてありますが(記事の冒頭で断るから大丈夫、など)、結局はPVが欲しい、という自分たちの都合を糊塗しているだけで、本当の意味で読者に配慮しているようには見えません。
ところで、虚構新聞という偽ニュースサイトがありますが、私はこのサイトが嫌いです。
記事が全然面白いと思えないからなのですが、このあたりは個人の感覚の問題なので、別にいいのです。
問題は、このサイトが記事のタイトルに「虚構新聞」を入れないために、普通のニュースかと思って開いてしまい、虚構新聞だと知ってブラウザバックをする、という行為を強いられることです。
虚構新聞の場合は記事タイトルがニュースっぽくなっているので、「虚構新聞」が入っていないと普通のニュースサイトと見分けがつかないのですよね。
場合によってはサイトを開いても虚構新聞だと気がつかず、半分くらい読んでから「こんなことありうる?」と疑問に感じてから虚構新聞だと気づいて腹を立てる、ということが何度かありました。
虚構新聞も一時期は記事タイトルに「虚構新聞」を入れていたのですが、おそらくはPVが下がったために再び入れないことにしたようです。
虚構新聞と広告記事は同じような存在であり、読みたい人、読みたくない人が分かれるのだから、ユーザーが不快にならずにすむように、タイトルにはそれとわかるサインをはっきりと入れておくべきだと思います。
一言でいえば、マナーが悪いんだよ、ということです。
文章は推敲する時が一番楽しい
日々サイトに掲載する文章を書いているのだけど、下書きをしている時はそれほど楽しくない。
というかしんどい。
最初は文章の構成を考えないといけないし、不明な点があったら調べないといけないし、それで知識が増えたら既に書いた文章や構成を変更しなければならなかったりで、何かと頭に負荷がかかる。
それでも下書きがとりあえずできあがって、それを推敲する段階になると、がぜん文章をいじるのが楽しくなる。
ここまで来るともう新しく調べたり文章を大きく変える必要がなくなるので、頭にかかる負荷が小さくなり、ただひたすらに文章全体の質を上げていけばいいだけの心地よいフェーズに入っているからなのだろう。
文章作成は7割くらいの完成度までもっていく過程が一番苦しく、残りの3割を仕上げる過程は楽しくなるものだと思う。
こうしたプロセスであるため、文章を書くという行為は後味がよく、そのためにまたついつい新しい文章を書きたくなってしまうのだろう。
そのうちAdSenseを使わずにすむようにしたい
今のところWEB関連の収益の大半をAdSenseに依存しているのだけど、いずれはこの構造から抜け出したい、と考えている。
以前IT系の個人サイトで、企業から直接広告の出稿を受け付けて、年間で1000万円以上の収益を得ているという記事を読んだことがある。
PVは月間で40万くらいだそうなので、そんなにものすごいアクセスがあるわけではない。
けれども、ある程度専門的で、ある程度の規模のアクセスがあれば、相性のよい企業にとって広告の出稿価値が十分にあるのだろう。
私もジャンルをしぼったサイトを運営しているので、しばらく様子を見てアクセスが高水準で安定して来たら、そういうのもやってみたいと思っている。
電子書籍を作りたい
去年の9月あたりから、暇さえあれば記事を作ってきたかいがあって、ようやく記事数が50を超えた。
年内に100記事は超えたいな、と考えている。
ある程度コンテンツを書き溜めて知識が増えると、こういう視点で長い文章を書いてみたら面白いのでは、というアイデアがいくつか湧いてきたので、そのうち時間をたっぷり費やして、数百ページ分くらいのコンテンツを作ってみたい。
それで電子書籍も出してみたい。
コンテンツ自体を売り物にする、という視点で活動することで、コンテンツ制作の質量を向上させる作用も生むだろう。
とりあえずは今やっていることを発展させる
というようなことを考えているのだけど、とりあえず何をやるにも時間が必要なので、それを捻出するために、WEBとアプリだけでも生活可能なレベルにまで収益を高めたい。
そのためには、こつこつと記事を作って、アプリもリリースしていかねば。
記事がはてブのホットエントリーに入った結果
先日、ライターのヨッピーさんについて書いた記事にたくさんのはてなブックマークが付き、しばらくホットエントリーにも出ていた。
自分では拡散していなかったし、そんなに読まれるとは思っていなかったので驚きだったが、ヨッピーさんの知名度が高いゆえの現象なのだろう。
また、関心度の高いWEB広告に関する内容だったのと、短時間で書いた雑な記事だったので、突っ込みどころが多かったことも影響しているのかもしれない。
どのくらいのPVが得られたのか
260ほどブックマークされ、ホットエントリーに入った結果、3日間の累計PVが16,000になった。
1時間くらいで書いた記事でこれほどのPVが得られるのだから、ホットエントリーはやはり威力が大きい。
しかし今日はすでに収束していて、いつものペースに戻りつつある。
炎上ブロガーが生まれる理由
ホットエントリーやSNSでの拡散は、一時的に、爆発的にPVを伸ばすが、持続性はない。
なのでこれを再現しようと思えば、再び注目を集める記事を作って次々と投稿しなければならないが、もちろんそんなことは簡単にはできない。
なので話題のトピックに対し、わざと読む人を怒らせるようなことを書いてみたり、暴言を吐いたりするようになって、やがては炎上ブロガー化していくことになる。
同じことを書いていると飽きられるから、どんどん過激になっていき、長谷川豊のように言ってはいけないことまで言ってしまい、ついにはリアルでの仕事を失うことすらある。
私の場合は他のサイトで日々いくらかのPVを得ているので、そういう行動に走ろうとは思わないけど、サイト運営での成功体験がない人は、急に集まった大量のPVに舞い上がってしまい、炎上ブロガーになってでもPVが欲しい、と思うようになるのかもしれない。
その成れの果てがイケハヤなのだろう。
互助会について
今回のホットエントリー入りでわかったのだけど、互助会の連中は作為的なブックマークを集めるたびに、おそらく数百〜数千程度のPVを得ているはずで、独力でPVを集める力のないブロガーにとっては、すがりつきたくなるだけの価値を備えていることになる。
しかし互助会活動も炎上ブロガーとやっていることはたいして変わりがなく、人に不快な思いをさせ、引き換えにPVを得ていることに違いはない。
だからブックマークのコメントで叩かれ続けるし、よほどに割り切っているか、無神経でなければ継続できない。
持続性のない活動はやるだけ無駄なので、文章を書いてある程度の収益源にしたいと思うのであれば、もっと別の手段を考えた方がいいと思う。
(そもそもネットに向けて文章を書いてお金にするという行為は全然効率がよくないので、お金が欲しいのならアフィリエイトにでも励んだ方がよっぽどいいと思うのだが。)
ヨッピーさんは「広告記事を書いているだけのライター」という印象になって来ている
タイムズのカーシェアを宣伝する記事の中で、ライターのヨッピーさんがアフィリエイトを揶揄するような記述をしたことを、批判をする記事が上がっていた。
ヨッピーさんの記事(指摘を受けて該当の「アフィリエイトリンクじゃないので安心して見てください」という記述は削除されている模様)
ヨッピーさんを批判した記事
ヨッピーさんの記事は、はてブのホットエントリーによく出てくるのでけっこう見ているのだけど、最近は広告記事ばかり書いている印象があって、だんだんと興味がなくなって来ている。
広告記事の割には面白くコンテンツを作れる人なので、読んで損をしたとは思わないけど、しょせんはスポンサーのための記事なので、どこか物足りなく感じる。
以前はネタそのものでアクセスを集めないといけない立場だったからか、体をはったりちょっと無茶なことをして記事を作っていて、それはなかなかおもしろかった。
その頃に比べると今は薄味になってしまっている。
スポンサーが付き、一つの記事にお金をかけられるようになり、その結果として作るものがおもしろくなくなっていくのは仕方のないところなのかもしれないけど、やはり残念だ。
そういうわけで、私の中ではヨッピーさんは「広告記事を書いているだけのライター」という印象になって来ている。
にもかかわらず、ヨッピーさんがアフィリエイトを揶揄するのは確かに筋が悪いだろう。
同じ広告費で食っている人間が、広告収入を得ようとする行いを批判するのは、なんだか気持ちが悪い。
俺の広告はきれいで、お前の広告は汚いと価値判断をしているかのようだ。
確かにアフィリエイトサイトは、アフィリエイトそのものが目的化していて、雑な文章を書いて広告をぺっと貼っているだけのダメサイトが多く、その割にSEOにだけは力を入れているので、検索で上位表示をされてうっとおしいと感じることは多い。
そういう質の差はあるけれども、やっていることは本質的には同じなのだから、広告業界の人間がアフィリエイトを批判すれば、それに対して反発が発生するのは当然のことだろう。
ちなみに私は広告に関係なく記事を作り、集まったアクセスをAdSenseで収益に変えている。
こちらのスタイルのほうが、そんなには儲からないけど、記事を作る際に何の配慮もしなくていいから気楽だし、やっていて楽しい。
(AdSenseにも規約はあるのだけど、元々それにひっかかることのないテーマで記事を作っているので、私の場合は特に気にする必要がない)
広告収入というものを意識して行動すると、制作するコンテンツの質は絶対に、確実に低下していくので、そういう意味では、広告収入というのはコンテンツ制作者を腐らせる毒物みたいな面がある。
ヨッピーさんも、自身がそういう毒に侵されつつあることは自覚した上で発言していってほしいなあ、とちょっと思った。
企業の広告費から収入を得るのが悪いことだとは全然思わないけど(私もやってるし)、あんまり「自分が正しい」みたいなことは主張はしないでほしいなーと。
mixhostに移行してみたら、大規模障害に遭遇した
メインのサイトを動かすサーバーをmixhostという新しいレンタルサーバーに移行した。
という記事を書こうとしていた途端に、大規模障害のためにサイトが2時間以上も見れない状態に……。
その後、基幹システムの不具合のために復旧が難しく、データをすべて新サーバーに移行することにしました、という連絡があった。
お詫びとして3ヶ月分の料金が無料になるらしい。
3ヶ月分だと、私のプランだと3000円くらいになるので、数時間接続できないお詫びとしては妥当なところかな?
(まだ復旧まで何時間かかるのかは不明だけど)
注目すべき点は、障害起きてから2時間で3ヶ月無料にします、とすぐに決めたところかもしれない。
障害が起きたのはかなりアレだけど、こういう対応の速さには好感が持てる。
まだ実績の乏しい会社なので、移行する時に、ある程度は障害に見まわれることもありそうだな、と想定はしていたのでそれほど驚きはない。
(障害情報の過去ログを見て、1〜2ヶ月に一度くらいの頻度で、数十分の障害が起きていることは知っていたので)
しかしサイトの運営で生計を立てている人は、やはりビジネス向けの堅牢なサーバーを用いるのがよいのだろう、とも感じた。
今のところmixhostは、趣味や副収入の範疇でサイトを運営している人向けの安価なサーバー、という位置づけになるだろう。
※追記
結局、完全復旧までには10時間を要した。
途中、PHPのコードが外から丸見えにもなっていたらしい。
まだまだ運営経験が不足しているのかな、という印象を受けた。
とりあえず3ヶ月は無料なので、もうしばらく様子を見ることにした。
ベータテストに参加している気分で付き合うとよさそう。
サイトのコンテンツが丸ごと不正コピーされていたので対応してみた
運営しているサイトのコンテンツが、いつの間にか不正に丸ごとコピーされていたので、諸々対応してみた。
気づいたきっかけ
「Search Console」で「サイトへのリンク」を確認したところ、複数のドメインから、それぞれ数万の被リンクが発生しているのに気がついた。
基本的に被リンクはサイトの検索順位を押し上げる効果があるものなのだけど、この数は明らかにおかしい。
なので該当のサイトを見に行ったところ、悪質な不正コピーサイトだということがわかった。
単に私のサイトのテキストをコピーするだけでなく、CSSもそのまま使われて、見た目もそっくり、というひどさだった。
その上、タイトルが商品名に置き換えられていて、文中にも商品リンクが大量に貼られていたりした。
私のサイトはそれらの商品とは何の関連性もないコンテンツを掲載しているので、商品リンクと組み合わせても機能するとは思えず、えらく雑なスパムサイトだった。
しかし不正コピーを放置するわけにもいかないので、色々と対応をした。
連絡先がわかれば直接警告を送ってもいいのだけど、丸ごとコピーなので記載されていないし、Whoisでドメイン情報を調べても「データが取得できません」とか出てしまったので、周辺から攻めることにする。
Googleに検索結果からの削除を依頼した
Googleには著作権法違反をしているサイトに対し、検索結果からの削除を依頼することができるので、まずはそれを実行した。
こちらのページから依頼できる。
https://www.google.com/webmasters/tools/dmca-notice?pli=1&hl=ja
コピーされたページと、コピーして不正に掲載しているページのURLを記載すれば申請できる。
申請から一週間くらいして回答があったが、「あなたが著作権者だと確認できないので対応できない」という内容だった。
「もしも著作権者であるのなら、申請に至った経緯を詳しく教えてください」といったことも記載されていたので、Search Consoleで発見したこと、商品リンクが大量に加えられているので、悪意のある第三者が収益や宣伝目的で不正コピーをしたと見なしている、といった内容を書いて返信をした。
すると翌日に追加の回答があり、「検索結果からの除外を実行しました」という連絡が来た。
なので、申請の経緯を詳しく伝えて、それに信憑性があれば対処する、という方針なのかもしれない。
あと、私のサイトの方に「不正コピーサイトがあるけれども、正当なのはこのドメインのサイトですよ」といった内容の記述を加えておいたので、それを見て申請が正当なものだと判断された可能性もある。
特に確認をせずに対応してくれる場合もあるようなので、このあたりはケースバイケースなのだろう。
削除されたのは一部のページだけだが、全体で数千ページもコピーページが量産されているので、それをいちいち申請するのは現実的ではなく、各ドメインのトップページだけをひとまず申請した。
不正行為を行っている相手への警告になるだろうし。
ないとは思うが、もしもコピーページが検索の上位に来るようなことがあれば、追加で対応するつもりだ。
リンクの否認ツールを使って、被リンクの影響を削除した
Googleは「リンクの否認ツール」というものを用意している。
これを使えば、悪質なサイトからの被リンクを、検索順位を決める際の条件から取り除くことができる。
基本的に、Google側で悪質なサイトを見分けており、そういったサイトからの被リンクは評価しないようなのだけど、もしも誤認されたら嫌なので申請しておいた。
Search Consoleに不正コピーサイトの情報がいつまでも出ているのも不愉快だし。
こちらはツールで自動的に行われるので、メールのやり取りなどは必要ない。
興味のある方は、公式のページで詳細を確認いただきたい。
ツールへのリンクも以下のページに記載されている。
テキストファイルに該当のURLやドメインを記載し、アップロードするだけなので、作業としては簡単だ。
申請から反映までは、数週間がかかるらしい。
.htaccessを使ってアクセスを拒否した
コピーしているドメインからこちらのサイトにアクセスし、データの引き出しを行ったと思われるので、該当のドメインから私のサイトにアクセスできないよう、.htaccessに記載してアクセス拒否を行った。
# アクセス拒否を設定
Order allow,deny
allow from all
deny from 拒否したいドメイン
と記載すれば拒否できる。
これでデータが引き出しにくくなったはずだが、これには抜け道もあるので、どこまで効果があるかは不明だ。
それでも一応はやっておいたほうがいいだろう。
Seach Consoleの登録は重要
ある程度サイトの運営経験がある人なら既にやっているとは思うけど、もしもまだならSeach Consoleには登録しておいたほうがいいと思う。
サイトのキーワードごとの検索順位やクリック数が確認できるし、問題があれば警告が出て確認できたりするので、何かとサイトの運営に役立つツールだ。
(今回のように不正行為の発見もできるし)
それにしても、不正コピーを行う連中は本当に迷惑だが、サイトの運営をする以上、ある程度は対応をせざるを得ないので、他の人の役に立つかもと思ってこの記事を書いた。
連絡先がわかるなら直接警告を送ってサイトを削除させた方がいいのだろうけど、億劫だったり無理な場合もあるだろうし、その時にはひとまず上記のような手段で対応することになると思われる。